地域を挙げた子育て支援によって2019年の合計特殊出生率が全国平均(1・36)を大きく上回る2・95に達したことで知られ、「奇跡のまち」とも称される、岡山県奈義町に視察に行って参りました。
町全体で子育て支援に力を入れておられ、お年寄りにも優しく、高齢者支援にも力を入れておられます。
子どもの一時預かりの場では、高齢者が活躍しておられるとお伺いしました。
住民を巻き込みながら行う子育て支援をしておられるそうです。
「少子化対策は最大の高齢者福祉」と考えておられます。
少子化対策は子育て世代だけの問題ではないだからこそ、課題を住民と一緒に考えているそうです。
平成24年4月1日に「奈義町子育て応援宣言」を発表されました。
お話をお伺いした市の職員さんの認識によると、こちらを宣言したことで、子育てに関することが議会を通りやすくなったそうです。
平成14年と平成30年で、産まれてきた赤ちゃんの人数は変わっていない。
総人口は減っているが、産まれてくる赤ちゃんの人数が変わっていないことで合計特殊出生率が2.95を記録したそうです。
奈義町が大切にしていることは、「産み育てる世帯が安心して子どもを産める」ことだそうです。
研修を受講させて頂き、質疑応答。
その後、「なぎチャイルドホーム」の視察もさせて頂きました。様々なお話をお伺いできて、とても勉強になりました。
丸亀市の市政に活かして参ります。
ありがとうございました